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Dのゲキジョー9/8 [舞台・テレビ]

9/8に放送された「Dのゲキジョー」は歌舞伎俳優・市川春猿さんがゲスト。
春猿さんがちょいちょい出演していたらしい「踊るさんま御殿」はずっぽり見逃してしまったのですが、今回は録画して見ましたよー。

私が歌舞伎の世界に初めて触れたのは市川猿之助さんのスーパー歌舞伎がきっかけ。
その独特のエンターテインメント性と熱気のようなモノに軽くハマって、以降たまに歌舞伎座の公演などに行くようになりました。
歌舞伎の伝統や決まりごとには全く疎いながらも結構楽しんで観ています。
割と木原敏江のマンガが好きだったりもしたのでそういう空気感に憧れる土台があったのか、「日本の美」に酔いしれたり(笑)
『野田版 研辰の討たれ』や『蜷川版 十二夜』などの異色系や通し狂言を観に行く事が多いですが、やはり最初に衝撃を受けた猿之助一座の芝居はお気に入りで、中でも気になっていたのは女形の若手ホープ・市川春猿さんでした。

2代目・市川春猿は、歌舞伎俳優養成所の出身の猿之助一門の若手女形さん。
玉三郎さん監修の元、泉鏡花作品4本が上演された七月大歌舞伎では『夜叉ヶ池』の主役・白雪姫と百合の2役を演じ、梨園ではなく一般家庭から歌舞伎の世界に入った役者さんとしては飛躍的な活躍をなさっています。

番組ではそんな春猿の半生を舞台映像やインタビューを交えながら紹介。スタジオコメントでは面白可笑しく…というか、割とハジケたキャラクターなお方というのは21世紀歌舞伎組の本などを読んで知っていたので、マジメに語るインタビューでも「本音を語れやコラー」などと突っ込みを入れたくなったり。(あんまりよく知らんクセにスミマセン…)

同じ歌舞伎俳優養成所出身の相手役・市川段治郎さんがインタビューで語っていた「女形同士で髪の毛掴み合いの大喧嘩」という養成所時代の話に笑ってしまいました。
女の子みたいなケンカ。
でも姿は男。(笑)
オロオロ止めに入る段治郎さんが目に浮かぶようでしたわ~(笑)

師匠の衣装を破ってしまってそのまま知らんフリをして舞台に出しちゃった話とか、重要シーンでボケッとしていたとか失敗談なんかも笑えたけど、この人はもっと失敗談あったよね…。
里見八犬伝の犬士が持つ宝玉を舞台上で落とした話とか。(珠が結構大きくて重いので「ドゴン!ゴロンゴロンゴロン・・・」と劇場中にその音が響き渡ったそうな…笑)
失敗の後、幕が閉じた瞬間に全速力で逃げようとした話はどこかで聞いたことあるぞーと思ったらジャニーズの話(Jr.時代のV6井ノ原←多分。)でした…。事件当時の世代的には同じくらいかな?楽しそうでイイネ、男の子…。
まぁそんな事も面白く(笑)

番組内では一般家庭出身で歌舞伎座主役にまで登りつめた!という成功物語的な紹介のされ方をしていたけど、どうも私の素人目には師匠が倒れて以降歌舞伎座を追い出されて流浪した後、玉三郎様に拾ってもらったのはいーけど劇的大成功とまでは行かなくてやっぱりまだテレビの仕事でも何でもこなさないとピンチ継続中!というイメージだったりして。(ごめんなさい素人です。)

玉三郎さんが猿之助さんを語る時に過去形になっていたのがちょっと気になります。
猿之助さん復活してくれないかなぁ。無理かなぁ。
パワフルな師匠をまた観たいよぅ。

ホント、猿之助さんのためにも、春猿さんに限らず猿之助一座の皆さんには頑張っていって欲しいものです。

・・・と、気付けば自分語りすぎ。
こうやって久々にブログ更新しようとすると言いたい戯言が溜まりすぎて長文になってしまうから、余計に更新が続かないのね…。
という訳で、番組中に記者会見の様子が放送された10月松竹座の演目←ゴールデンタイムのフジテレビで「BL」連呼(!)についてはまた後日~。
(あーうー)


7月歌舞伎の時に携帯で撮った写真。


地下鉄の階段を上がると修学旅行生らしい集団が。嫌な予感的中~歌舞伎座は生徒さんたちで埋め尽くされてました。
大向こうの掛け声どころか登場時の拍手すらなくて寂しかったデス(´・ω・`) 玉様も春猿たちも好演してたんだけどなぁ。
でもそのお陰で場内の平均年齢は20歳そこそこくらい。
8月大歌舞伎も観に行ったけど、客層の違いにビックリ。(平均年齢60歳くらい。こっちの方が普通か…)
 


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