指輪ミュージカル サウンドトラック

昨年トロントで初演され、現在ロンドンのドゥルーリーレーン劇場で上演されている『ロード・オブ・ザ・リングス』ミュージカルのサウンドトラック。
全18曲のCD盤＋全19曲（ボーナストラック1曲）とリハ写真などの静止映像が収録されたDVD盤の2枚組。

ミュージカルの舞台そのものを観に行っていないので最初は買う気もなかったのですが、
2曲目の題名「THE ROAD GOES ON」が気になり衝動買いしてしまいました。
もしかしてトールキンの詩をそのまま歌詞にしてるのかと思ったんです。
もちろんそんなことは無くて歌詞はほぼオリジナル。
原文は部分的に効果的に使われているだけでした。

そりゃそーだよね・・・。

しかしそこはやっぱり指輪物語。なかなか気に入っています。
特にホビットの民族調な曲とガラドリエル様のソロ、そして戦闘シーンと思われる辺りの曲が印象的でした。
公式サイトで視聴できる「Lothlorien」のレゴラスソロもいい感じ。
どこかで聴き覚えがあるような澄んだ歌声なんだけど、どこで聴いたのか思い出せません。
誰に似てるんだろう？

公式サイトでは他にも、「Show Footage」からプレビュー映像を見ることができます。
（直接見ようとすると回線の状態によっては恐ろしく途切れ途切れになってしまう場合があるので、RealPlayerなどで一度自分のPCにダウンロードしてから見るのがオススメ。）
6つ目の「The Cracks of Doom」の映像がめっちゃネタバレというか、「このシーン見せちゃっていいの！？」ってカンジなのでビミョーにご注意をｗ
少なくとも私はコレ、劇場で初見したかったよ・・・orz

ただ、既に舞台をご覧になった方のブログを拝見すると
あの壮大な（長いｗ）物語を強引に3時間（4時間？）にまとめている為、かなり無理があるそうで
エオウィン姫は出てこないわ、セオデン王とデネソール候は合体しちゃってるわ、
ということは必然的にメリピピの出番も無くて区別もつかない訳ですな！（怒） つーことで
かなり不安はあります。
ＣＤ1枚に収まっちゃうくらい歌も少ないし。（ホントは全編歌だけなミュージカルが好き。）

その一方で、ガラドリエル様にスポットを当てた歌の構成はかなり気に入っています。
最後のクライマックス「WONDER」から「THE FINAL BATTLE」で効果的にソロが入り、苦難の全てを見守る役割といったところでしょうか。
ブックレットの写真を見ると、シルエットがまるで観音菩薩像のようです・・・。素敵です。


しかし、ロンドンまで観に行く気力と根性はありませぬ。
現在の所、日本はおろかブロードウェイでの公演も決まってないらしいですが
それでもやっぱり舞台を観たい！ナマで観たい！日本語で観たい！！
セットや装置が簡略化された舞台で字幕を追いながらのツアー公演なんかじゃヤダー。
国際フォーラムとか帝劇みたいに客席がだだっ広い劇場もヤダー。
四季劇場みたいに観やすい劇場で観たいよう！

いや、観れるのならばツアー公演でもDVDでも何でも有り難く感謝すべきなんでしょう・・・。
どうかお願い、偉い人！(○ ｀人´ ○)

余談ですがパッケージはコンパクトにハードカバーの本のような形状になっています。
それはすごく良いのですが（日本のエイ○ックスも見習って下さい…←2枚組みパッケージ場所取り過ぎ！）ディスクを入れる部分が糊で貼り付けてあるだけで、外箱も無し。
パカっと糊がはがれて下から落ちそうでちょっと怖いですｗ

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The Lord of the Rings

• アーティスト: Original London Cast Recording
• 出版社/メーカー: Kevin Wallace
• 発売日: 2008/02/04
• メディア: CD

　

タグ：ミュージカル ロード・オブ・ザ・リングの音楽