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『The Road Goes Ever on』楽譜集 [ロード・オブ・ザ・リングス]

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かなり今更~~なカンジですが
amazon.jpの「あなたにおすすめの商品があります!」で、見事に釣られちゃいました。

『The Road Goes Ever on』
ロード・オブ・ザ・リングなど、中つ国を舞台にしたJ.R.Rトールキンの詩に
作曲家のドナルド・スワン氏が曲をつけた楽譜集です。(ちょうマニアック!! 笑)
巻末にスワン氏の演奏によるCDがついています。


road_goes3.jpg

初版は1968年発行。
その後2版・3版で数曲追加され、現在入手できるのは2002年版になります。
トールキン氏の直筆「Namárie」とエルフ語についての詳細な解説や
スワン氏によるトールキンとの交流や作曲に当たってのエピソードなどが添えられています。

掲載・収録曲は

1.The Road Goes Ever On ビルボの旅立ちの歌
2.Upon The Hearth The Fire is Red 歩く歌(炉辺に火が赤く)
3.In the Willow-meads of Tasarinan 木の鬚の歌
4.In Western Lands キリス・ウンゴルの塔でのサムの歌
5.Namárie ガラドリエルの別れの歌 
6.I Sit Beside the Fire 炉辺に座って思うのは 
7.A Elbereth Gilthoniel ア エルベレス ギルソニエル 
8.Errantry トム・ボンバディルの冒険
9.Bilbo's Last Song ビルボの別れの歌 
10.Lúthien Tinúviel ルシエン・ティンヌヴィエル(「シルマリリオン」より)

最後の「Lúthien Tinúviel」(第3版で追加)はCDの音質が悪くてちょっと残念。
あと、「Namárie」は女性ボーカルで聴きたかった・・・。(ガラドリエル様が男性声に!w)
コーラス隊による演奏が想定された曲もあるのですが
CDに収録されているのは全てボーカルとピアノ伴奏のみのシンプルな物になっています。
全体としては「クラシック」のジャンルになるのかな?
かなりマニアックな感じですが、「トールキン・アンサンブル」が好きな人はたぶん
気に入るのではないかと・・・。

私がいちばん気に入ったのは「ビルボの別れの歌」!
灰色港からの旅立ちを歌った、中つ国との別れの歌です。
(『指輪物語』本編ではなくポーリン・ベインズ女史の描く絵本として出版されています。)

他の曲は全て本職テノール歌手(?)の方が歌っているのですが、
この曲だけドナルド・スワン氏本人が歌っていて
まるでビルボ本人が歌っているような錯覚に陥ります。
日本語訳と照らし合わせながら聞いたら涙出ちゃうよ~。

実はこっそりと、このビルボやサムの歌を.abcファイルに起こしてLOTROで演奏できないかなー
などと考えております。
.abcの書き方どころか「へおんきごうってなんだっけー??」というレベルなので
(楽譜習ったことあるけど遥か彼方の昔過ぎて全部忘れちゃったよう!)
道のりは険しそうです・・・。半年くらい掛かるかも!?


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The Road Goes Ever on

The Road Goes Ever on

  • 作者: J. R. R. Tolkien
  • 出版社/メーカー: HarperCollins Publishers Ltd
  • 発売日: 2002/10/21
  • メディア: ハードカバー



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